yのことが、あまりにも

好きすぎて、今、やんなきゃいけないことから、

逃げてる自分がいるじゃないの?って、

心理面接の先生に言われた。


あまりにも図星だったから、

もう、どうしようって感じだった。


でも・・・。

つい、思い出す、切なくなる。

彼の彼女にはなれない現状に、

厭世観とか感じる。


会いたい。でも、まだ会えないよって、

言われてしまって、八方塞。


かなり相当、傷つけたしまった。

あまりにも哀しすぎて。


一般的に男性の方が、

失恋すると、引きずりやすいって

言うけど、当たってるみたい。


何でよ?って、キレるくらい、

悔しかった。


でも、あたしがここで

出てきても、何の解決にもならない。


ひとのこころは、本人にすら、

分からないことだらけ。


ましてや、他人のあたしが

分かるはずもなくって。


ただ、早く確実な彼女と言う

立場になりたいと思って、

信じがたいことばかり言って、

彼を困らせてばかり。


いい年こいてるし、

何人かの男性と付き合った過去は

あることはあるけど、こころの疎通のない、

空しい関係が8割方だった。


元恋人とは、精神的につながれた

実感を初めて得られて、幸せだった。

でも、それも終わってしまって、

ぼけぼーぜんの日々をただ、

見てた。何も出来なかった。


未練がましく、彼のことを

思い、何度か電話をしては、

空しくなった。


でも、もう・・・。


考えてみれば、その元恋人は、

結構ひどいひとだった。


冗談も程が過ぎるよって、

感じだった。


あたしが太ってしまって、

悲しかったり、恥ずかしがってることを

十分知ってるのに、

わざとからかったり、

ガキみたいなあだ名まで

付けられて、本名も

呼んではもらえなくなっていった。


あたしも相当ひどい恋人でしか

なかったけど。


お互い様っちゃ、お互い様。


でも、一番悲しかったのは、

パニック障害の発作を起こして、

寝転んだり、座り込んだり、

タバコを吸ったり、窓の外を

見たりしてるのに、信じがたい

ことに、彼はゲームを見つめて、

あたしのこととか、居ないみたいに

振舞ってたことが。


ただでさえ、息苦しいのに、

精神的にもやられて、

かなりのダメージを食らった。


「あたし、救急車呼ぶ」


「俺は、付いていかないからな」


「え?そんな・・・」


そして、救急車を呼ぶ電話番号さえ、

分からないくらい、混乱してて、

104に聞いた位だった。


そして、すぐに救急車は来てくれて、

すぐ処置はしてもらえたけど、

もう、苦しいのは止まらなくって、

何度も何十回も看護婦さんを

呼んだ。

死ぬかと本気で怯えてた。


そして、やっと精神科の先生が

来たけど、


「かかりつけの先生に診てもらってね」


と、言われる始末。


出来るならそうしてた。

でも、その心療内科は、

大抵が夕方からしか

開けてくれない病院。


その時は、朝だったから、

皮肉を言ってやった。


「今、夕方の6時過ぎてます?」


って。


で、結局点滴も効かないし、

特別何もしてもらえず、

仕方がないから、会計を

済ませて、タクシーで

帰った。


彼は、やはりゲームをしてた。

心配すらしてない様子で、

のほほんとしてる彼が

死ぬほど憎たらしかった。


何でそんなにも冷酷で

いられるんだろうって、

哀しすぎて、泣けもしなかったけど、

こころは悲鳴を上げながら、

泣いてた。


一言でいいから、

大丈夫か?


って、言って欲しかったのに・・・。