主治医の先生は、まず疑っておくことを

かなり強く強調してありました。


最近のホットな話題、yのことになると、

先生は、慎重に、必要以上に警戒してでも、

騙されないようにくれぐれも注意をしてください。

と、念を押すわけですよ。


でも、yのことは、どうしても疑いたくもないわけですよ。

信じたい。でも、途方のない作り話までわざわざ作ってまで、

ひとをおちょくるとか、そんな可能性まであるって、

言われました。


そんなことってないよ!って、言い募ったって

仕方がないので、はあ・・・と気の抜けた返事を

しておきました。


先生は、私が傷つかないために、本気で

言ってあるようで、さすがの根性ひね曲がりな

私でも、反論できませんでした。


で、最終兵器まで、持ち出されるまでに・・・。


ユリが別れたいって言うんだったら、

俺は身を引く、でも、もしかしたらって言う

希望も捨てきれない・・・みたいなことを

最後の方に書くこともあって、もう、そんなこと

言われたら、もう、無碍にも出来んでしょう?


でも、そう言っても、先生は、


「そうゆうことを言ってまでも、

おちょくろうとする輩がいますからね」


がーん・・・。

ちーん・・・。


でも、元恋人の場合は、すっごい

運がよくって、又、今度も上手く行くんじゃないかって、

淡い期待を寄せても居るんです。(ま、破局したけど)


まあ、ネット上では何とでも言えますからねと、

いつもの言葉。


数年前のあたしだったら、激怒して、


「もう、先生に診ていただかなくっても、

結構です!」


って、イスなんかを蹴倒して、

違う病院に行ってたかも知れません。


でも、そんな気持ちにはなれなかった。


先生の言葉は、すっごい重みがあるから、

キレるとか、そんな言い方はなさらないので、

本当に本気で、心配してあるのが、

よく分かります。


分かるけど、恋人とか男友達とか、

欲しいんだよー。


って、欲望に任せてしまう訳にも

行きません。


はあ・・・。

悩ましいなあ。

でも、確かにそうゆう変態もいるのかも

知れません。


でも、やはりyのことは、

信じたいんです。

どんなにか傷つけられても、

素敵な思い出、ありがとうって、

そんな場合は、最後の言葉として、

言いたい。


どこまで、ロマンを求めていくんだか・・・。


ああ。

にんげん、そこまで腐ってたら、どこかで

ボロ出すと思うんだけどなあ。


そんなあたしって、相当の甘ちゃんかしら?

あううううう。