何だったのか、忘れたのだが、

洗わねばならぬコップかなんかを

つい、テーブルの上に置きっぱなしに

してたくらいで、叔父に怒られた。


そんなこと、言われたって・・・・・・。


で、ばあちゃんも年なんだから、

やらせっぱなしじゃ、ダメだよとか?


俺のお袋だから、その辺分かってるのか?とか。


全く、もう、ほんといや。


まだ、水曜日だしなあ。

後3日も一緒に暮らさなきゃいけないのかと

思うと、気が重い。


でも、スケジュール一杯一杯のあたし。

叔父とも接することなく、済む時間も増えるから、

何とかやっていこう。


大体さ、あたしは飲んだ後のコップとか、

いっつもいっつも置きっぱなしじゃないんですけど。

たまたまだったんですけど。


ったく、冗談ひとつも通じない、

真面目人間には、参るよなあ。


ああ、やだやだ。これだから、

得意と言えば、真面目だけってやつ。


ああ、ああ、はいはい。

あなたが一番正しいです、

はいはい、分かってますから、

あたしに関わるのは、辞めてくださいよ。


それと、息子をなんだかんだと、

ぱしらせるってどうなんだか、

そんな叔父が分からない。

自分でやれることは、自分で

やるのが、親じゃないのか?


ったく。部屋があるから、いいものの、

パソコンがあるから、いいものの、

もう、イヤッ!


大体さあ、昼間から夜にかけて、

何本もビール飲んでるあなたの

神経を疑うんですけど。

しかも、箱買いまでしないと、

足りないとか、変すぎ。

糖尿病の認識、甘すぎるにも、

程があるよな、子どもだってまだ、

手がかかるし、色々と面倒も

見なきゃならないのに、そんなに

いくら飲みたいからって、延々と

飲む続けるお金があったら、

貯金でもするのが、ふつーでしょ?

違うんですか?


だから、真面目一本のひとって、

苦手なんだなあ。


仕事もせずにふらふらしてってしか、

思われてないんだろうな。


はあ・・・・・。きついんですよ。

それに、一回だけだけど、

カレーは作ったし、洗い物だって、

出来る限りやろうとしてるんですけど。


永遠君が、あえて分かんないひとに、

分かってもらおうとか、無駄でしかないこと、

やってもバカらしいだけですから、

自分達が分かってあれば良かとじゃなかとですか?

と、言われて、そうゆうもんかなあと思った。


疑われてるのにも、関わらず、そんなことを

言える永遠君には、また脱帽。


何故なら、彼の物言いにむかついて、

あんたさあって、怒り始めたら、せつせつと

諭して貰って、やっとのことで、誤解して、

ごめんなさいと言えたのは、やはり永遠君の

優しさ、思いやりを感じられたからだろう。


ああ。土曜日、早く来ないかな。

でも、長居は禁物。

あ。

居ないんだった、土曜日、叔父達は。

従兄弟はいい奴なんだけど、

叔父だけはねえ・・・・・・。


じゃあ、あたしはこの家を出て、

生活保護を受けます、

それで、小山田家からは、完全に

縁を切りますから、それでご満足でしょうよって、

言いたいくらいあった。


すいませんねえ、前世で相当悪いことでもしたのか、

こんな病気になって、ろくろく働けないわたくしで、

申し訳ありませんでしたっ!