夕方、テレビを久しぶりに見てたら、

ニュース番組で、余命残り少ない方の

講演で、叫ぶ最後の言葉が、

タイトルどおりの言葉。


わたべさんと言う方だ。


講演回数も60回は超えていると言う。


未来がまだ生きていたのなら、

そう伝えたかった。


未来が、


「あたしなんか、死んじゃえばいいんだ」


と、言うメールに対しての

私の返事は酷すぎた。


「あんたが死んでおらんくなったら、

ばあちゃんもあたしも

お父さんもどうやって

生きていけばいいとよ?」


未来は、それを金銭問題だと

勘違いしたらしく、

私の伝えたい正確な情報を

伝えることが出来ないまま、

とうとう、逝ってしまった。


軽い命。


わたべさんに取っては、

そうにしか見えないんだろうけど、

未来のこころの闇は深すぎた。

大きすぎた。厭世観しかなかった。

母の交通事故現場を一部始終、

見せ付けられた。毎年、母の命日が

近付くと、精神的なものなのか、

必ずと言っていい程、調子を崩していた。

生きている意味が分からなくなっていた。

頑張ろうと仕事を

探して、定年まで頑張るつもりで、

一生懸命、見つけてきては、

すぐに辞職させられて、

かなりのダメージを受けていた。


そのこころの闇って、

わたべさんに言わせれば、この50年間、

働き続けた、なのに、何故?

俺が死ななくてはならないんだ。

何の悪いこともしていない、

何故だ、何故なんだ・・・・・・。そのくらいで、

自殺する程度のこともないだろう、

バカじゃないのか?

と、言われそうな気がする。


哀しい。


思わず、大きな溜息が出るばかり。


たまらなかった・・・・・・。


やりきれない。


もう、何の手立てもないけれど、

もし、神がいるのなら、

未来を返して欲しい。


でも。

辛すぎたんだね、

お母さんに会いたかったんだね、

病気に負けちゃったんだね・・・・・。


もう、何も怖くはないんだよ。

あたしなら、大丈夫。

何か、後追いしそうだと

勘違いされてるみたいだけど。


だって、yがいつも傍に居てくれるから。(こころの中)

だって、yがいつも支えてくれるから。

だって、yが本気で怒ってくれるから。

だって、yが最高のダチって言ってくれるから。

だって、yのコト、大好きで、いつも一緒にいたいから。


まあ、今は遠距離ダチ状態なんだけどね(笑)。


だから、後追いする理由がないんだよ。

って、そんなこと言わなくたって、

分かってるよね。


じゃあ、あたしが来るのも待っててね。

一杯、話そう。

一杯、遊ぼう。

時には、ダブルデートでもしよう。


ダブルデートか。

あんたとは、したかったけど、

とうとうお邪魔虫でしかなかったのが、

ちょっと残念だったかな。


まあ、そんな感じだよ。